駆除後におこりがちな問題

ご近所から「お宅がシロアリ駆除したからウチに逃げてきた」と言われてしまったら

シロアリ駆除を行なった場合、その後、ご近所から「あなたの家がシロアリ駆除したから、うちに逃げてきた」と言われてトラブルになるケースもあるようです。これでは、自分の家から被害がなくなったとしても、あらたなトラブルを招いてしまいますよね。

本当に、駆除後にシロアリが逃げていく可能性があるのでしょうか?

駆除したら隣家にシロアリが逃げていく?

シロアリというのは、意外と環境に敏感な生物です。少しずつ周囲の環境を住みやすく整えて、それに適応しながら生息しています。そのような生物が、いきなり違う環境に身を置くというのは、とても危険なことです。

ですから、ある家がシロアリの駆除を行なったからといって、その隣家へシロアリが逃げるということはほとんどありません。よほど、建物同士が隣接していたり、地中に家同士をつないでいるものがあるなどの場合は、シロアリの関連性がまったくないとは言い切れませんが、たいていの場合は無関係と言っていいと思います。

駆除した直後に隣家やご近所でシロアリが発生したとしても、それは隣家やご近所の家の下にもともと住み着いていたシロアリによるものだと考えられます。

巣を壊滅されたシロアリに逃げ道はない

イエシロアリの場合、薬剤の散布だけでは死滅させることは難しく、巣自体を壊滅させなければ駆除できないことが多々あります。そのため、駆除の仕方によっては、隣家へ逃げていくという可能性も否定できません。

自分で薬剤などを購入し駆除した場合などは、壊滅できないケースが多いため、隣家に被害が及ぶケースもあるでしょう。

しかし、きちんとした知識と技術を持っている業者が駆除し、成功していれば、シロアリは逃げるどころか壊滅しています。巣が発見できなかったり、条件的に一度で駆除ができない場合もありますが、その場合は、その旨の説明を受けて、最終的には完全に駆除してもらえるはずです。

イエシロアリの場合、隣家が駆除を行なうようであれば、その調査などに協力することで、駆除の確実性が高まりますから、積極的に協力することが望ましいということを理解してもらいましょう。