シロアリの好む家とは

シロアリは、どの家にも発生する可能性があります。それに加え、シロアリが好む環境や住宅というのもあるため、そのようなお宅は注意が必要です。

シロアリが発生しやすい環境

  • 雨漏りによって壁や床に水がしみていると、木材に水分をたくさん含んでしまい、シロアリを招きやすい環境になります。
  • 床下の換気口が少なかったり、床下が低いなど、風の通りが悪いと空気の動きを嫌うシロアリにとって住みやすい環境になってしまいます。
  • 押入れがカビ臭いと、それだけ湿気があるということで、シロアリを寄せ付けてしまう可能性が高くなります。
  • 建物の回りに廃材や家具などを放置していると、土の中のシロアリがそのまま木材へと侵入し、シロアリの温床となってしまいます。とくに、家の基礎の近くに廃材などを置くと、廃材から基礎へと侵入してしまうので避けましょう。また、木製の柵や枕木が敷いてある家も要注意です。
  • 家の回りに川や池があると、その土地の地盤自体にも含まれている水分が多いということになり、その分、湿気も多くなるので、シロアリが住みやすい環境になりやすいです。

ツーバイフォー住宅は湿気がこもりやすい

気密性の高い2×4住宅はシロアリ好み

ツーバイフォー工法は、枠材に構造用合板を貼り付けたパネルで、床や壁を構成する工法です。耐震性や気密性に優れていることなどから人気がありますが、この気密性の高さがシロアリの被害を招いてしまうこともあるのです。

パネルは密閉されていますから、パネル内に湿気が入り込んでしまうと、空気の出入りがなく、湿気がこもってしまいます。すると、湿気を好むシロアリにとっては、絶好の住処となってしまうのです。

さらに、断熱材が入っている場合は、暖かく、シロアリにとってより住みやすい環境にしてしまうので要注意です。

アメリカなどの乾燥した地域では、ツーバイフォー構造の利点が十分に活かされるのですが、湿気の多い日本では、その構造が欠点となってしまう場合があるのです。

ツーバイフォー住宅でシロアリの被害を受けると、その後の補修に時間もお金もかかってしまいます。というのも、ツーバイフォー住宅の場合、食害された部分だけを入れ替えるということができず、壁の一部が食害された場合でも、壁一面を取り替えなくてはならないからです。

ツーバイフォー住宅を建てる場合には、シロアリに対してどのような予防策をとっているのかを施工業者にしっかり確認しましょう。